自民党総裁選

小泉氏で決まるらしく見える。

根拠は、各方面や有力筋から支持されているらしい小泉氏を落選させるには、論戦でボロを出させるしかない。去年の総裁選でそうであったように。

しかし今の所、各候補上っ面の話に終始し、相手を論破しようという気構えが感じられない。

出来レースのように見える。

つまりは、日本は没落に向けて更に加速するということらしい。

(衆参共に与党は過半数割れしているのだから本当は野党に気構えがあればそれは阻止できるはずなのだが彼らにもそのつもりは無いらしい)

#自民党総裁

日本の政治が機能するのに必要なのは政界の再編成

自由民主党の総裁選が始まっている。

実質上は高市氏と小泉氏の二択なのだろう。

しかし、そのどちらが自民党総裁、ひいては総理大臣になったとしても危うい感じは拭いきれない。

何故日本の政治がこれ程までに機能不全になっているように見えるのか。それに答えるには時代を少し遡らなければならない。

そもそも自由民主党はどういう経緯で出来たのか。

以下は教科書的事実になる。

元々自由民主党自由党民主党の二つの政党であった。これが合併して自由民主党になったわけだが、これは当時世界を席巻していた共産主義勢力が政権をとることを防ぐために保守寄りの政党が勢力を結集し、資本主義を原則とする国家を守るためにされたことであった。

つまり自民党の存在意義とは防共であり、それ以外にはなかった。

しかし、ソビエト連邦の崩壊とそれに続く共産主義勢力の瓦解により、自民党はその存在意義を失うことになった。

ソ連邦の崩壊と日本のいわいるバブル経済の崩壊が時を同じくしているのは偶然なのだろうか、又はそこには何らかの関連があるであろうか)

自民党バブル経済の後処理を担う能力がなかったのは当然とも言える。

元々そんなことは求められていなかったのだから。

日本に大きな視野に立って戦略を決める能力がないとは思えない。

現に徳川家康大久保利通はそれをやった。

しかし太平洋戦争時の指導者にそれが決定的に欠けていたのは誰もが認めることだろう。

そうして、それは今も変わっていないように見える。

能力はあるのにそれが発揮できないのは、能力がある者がそれを生かす権力を持てないからだろう。

権力闘争の中に本当の能力が必要とされる過程が欠けているのだろう。

何故それが欠けているのかと言えば政治理念の異なる者が同一の政党に所属しているからではないか。

同じ政治理念を持つ者同士であれば、その中で誰が優れているのかを決めるのはその理念を実現させる能力の有無だろう。

しかし違った政治理念を持つ者たちの中で権力を持つためには政策立案能力やその実現能力の他に人心掌握術や権力に取り入る技などが過度に必要になってしまう。

それが正に今の自民党の姿であろう。

日本の政治を機能させるためには、自由民主党が元々の自由党勢力と民主党勢力に分かれ、野党も含めた政界大編成が必要であると思われる。

いわいる識者も指摘しない太平洋戦争必敗の根本理由

第一次世界大戦から大戦争は殲滅戦になった。

つまり相手国を壊滅させなければ戦争は終わらないようになった。

しかし日本にアメリカ本土、なかんづく首都であるワシントンDCを攻撃する意志や能力があったか。

そんなことは考えもしていなかっただろう。

そうである以上日本がアメリカに勝つ道理は全くなかったのだ。

太平洋戦争を振り返る時、ミッドウェー海戦が取り上げられる事が多い。

勿論、敗戦から教訓を得ることは大事だ。

また多くの人が指摘するように日本は今だにミッドウェーで惨敗してしまった原因を克服できていないのだから。

しかし、仮に日本がミッドウェーに勝ち、更に言えばその後も戦局を優位に進めていたとしても戦争そのものに勝ち目はなかった。

くり返しになるがそれは日本は(仮に海戦に連戦連勝したとしても)アメリカを壊滅されることは出来なかったからだ。

《もしも日本が海戦において連戦連勝してアメリカ太平洋艦隊を壊滅されていればアメリカの世論が戦争の継続を阻止しただろうという見解はとらない。勿論史実では日本の宣戦布告の遅れと、それをアメリカ政府が宣伝に最大限利用したことによりアメリカ世論は沸騰して日本を叩き潰すまで戦争を終わらす気にならなかったのだが、仮に宣戦布告が間に合ったとしても、くり返すが世界の大戦争は殲滅戦必至になっていたので結果は同じだったのではないか》

では何故日本はアメリカとの戦争を選んだのか。

それは世界大戦が殲滅戦必至になっていたのを理解していなかったとしか思えない。 

日本の中では、戦争とは決戦を行い、それに勝ったものが戦争そのものにも勝利するという、日露戦争までの戦争様式の意識のままだったのだろう。

第一次世界大戦とはどんな戦争であり、それが戦争のあり方そのものを完全に変えたのだということがを全くわかっていなかった。

そして、私の知る限り、これを指摘した人はいない。

勿論、これを理解している人は沢山いるだろう。

しかしそれは個々人の意識の中に留まって社会の共通認識にはなっていない。

日本は太平洋戦争に関する限り今だに近視眼的な視点から克服できていないといえる。

若者は何故熱狂するのか

ビートルズ全盛期のライブ映像を観る機会があった。当然の如くティーンエイジャーの女子が熱狂的に叫んでいた。

こういうことが起きるのはビートルズのライブに限ったことではない。又音楽にも限らないし女子特有のことでもない。

しかし、年齢としては、10代の男女に多く見られる現象であろう。

これは一体何なのか。何故彼ら彼女らははしかにでも罹ったかのように何かに熱狂し、そして醒めていくのか。

それは、その年代の男女は成長の過程にあり、より良いもの、より優れたもの、より利益の上がるものを得たいと思い、また自らがそうなれるようわけがわからないままに目指しているからだろう。

(10代より若い子どもは、まだ生きることに精一杯で先のことなどを考えられる余裕がない。また年配の者たちは社会や自分の出来ること、限界を知ってしまっているので未知の可能性に熱狂することはない)

これは正しいとか正しくないといった問題ではない。愚かであるとか賢明であるという問題でもないだろう。ただそうあるというだけのことである。

その若者のまだ行き場の定まらない熱意を商売にしてしまうことの是非はわからない。年端のいかない者たちの知識の無さにつけこんでいるとも言えるし、若者たちに熱狂できるものを提供している善なるものだとも言えるだろう。

どちらにしろ、誰が何をどう考え、どう認識しようと同じことは続いていく。

#ビートルズ #思春期

ペリー、ハリスと来たのにアメリカが幕末日本から忽然と消えた訳からつらつらと考えた事

日米和親条約1854年日米修好通商条約、1859年。
あれほど日本に門戸を開かせるのに熱心だったアメリカが、幕末の日本から忽然と姿を消すのは、1861年に始まる南北戦争を控えてそれどころではなくなったからでしょう。

変わって、イギリスとフランスが登場してくるわけですが、その一つのフランスの存在感が維新の後で無くなるのは、フランスが後押ししていた幕府側が薩長に負けたからだけではないでしょう。
戊辰戦争1868~1869。普仏戦争1870~1871。
これでプロイセンに惨敗したフランスは、やはり日本どころではなくなったのでしょう。(ついでですが、日本陸軍の仕様がフランス式からプロイセン式に変わったのも、ヨーロッパ最強といわれる陸軍が普仏戦争の結果、フランスからプロイセンに変わったからと聞きます)

わたしは昔、学校で歴史の勉強をするときに、歴史で大切なのは、その流れと因果関係を把握することであって、年号を覚えることなんて意味がない、と思っていました。
さらに言えば、年号などは知りたければ調べればいいだけだ、と。
だから、卒業して何十年も経ってから、年号を知っていれば当然気がついていたはずの、幕末の日本からアメリカが消えた理由に思い至ったりするのです。
年号を覚えていなかったので、歴史的流れを個別に考えてしまい、それぞれの関連性が全く思い浮かばなかったのです。

丸暗記などというのは、皆、いやなものです。やはり、テストで点数をとるためだけではなく、勉強するからには、する意味が知りたいですから。

丸暗記の代表は素読でしょう。

素読とは、論語などの漢文を、意味の説明も何にも無しに、ひたすらくり返し音読することです》

年号などの暗記ものは、その必要さを説明することもできますが、素読のそれを、相手が納得する形で説明するのはなかなかに大変そうです。

今は素読などというものは、生徒だけではなく、保護者も反対するだろうし、学校でやるのは到底無理なことでしょう。
確かに普通に考えたら無意味にも見えます。
しかしこれは、古人が経験からその有効さを知っていた教育法だったのでしょう。体に叩き込むということなのだと思います。わけもわからず、意味も説明されなくても、くり返して読めばなんとなく意味はわかってくるものです。

《但しこれは、読む文章がちゃんとしたものであることが前提です。リズムのない文章では苦痛なだけです》

しかし素読がもう流行らないのも仕方がないことです。素読の短所は現代では受け入れられ難いものなので。

先程、日本でいう、幕末から明治にかけての欧米の出来事に少し触れましたが、あらためて考えると、正に激動の時代です。争いに満ち溢れています。
しかもこれは、第二次世界大戦、さらには朝鮮戦争まで、ほとんど切れ目なく続くのですから。
その後、大きな戦争が起きていないのは何故か。
決して、人類の叡知のためなどではありません。

冷戦の間はよく言われていたことです。核戦争に発展するのが怖いからです。

ですから、広島、長崎の被曝は勿論、あってはならない、許してはいけないことでしたが、その尊い犠牲は、決して無駄なものではなかったのです。

原爆の投下がなく日本が敗戦していれば、おそらく朝鮮戦争で原爆は使われたでしょうし、そうなれば、使われる規模は遥かに大きかったはずです。
日本には、とどめとして使われ、しかももともと二発しか作られてなかったと聞きますが、朝鮮戦争で使われたならば、それは主力兵器としてでしょうから。(しかし原爆を見せられたあとで、よくソビエト金日成は戦争を仕掛けましたねぇ。それが使われないことに確信があったのでしょうか)

その後も核兵器が抑止力であり続けており、大戦争が起こっていないのも、広島と長崎の犠牲があったからこそなのです。

キャッシュレス決済における窃盗について

テレビでドコモ口座からの不正引出しの問題を説明していました。
一応の対策として、キャッシュレス決済を利用していない人でも、自分の銀行口座をまめに確認する、ということが言われていました。

それはそれでいいのですが、勿論、根本的な問題は、暗証番号がバレてしまっていることでしょう。

さらにいえば、以前は仮に暗証番号が洩れてしまっても、誰かがそれを利用してお金を奪うには、キャッシュカードという、モノを手にいれなければならなかったのが、ドコモ口座や、スマホ決済が開発されたことによって、キャッシュカードを手に入れなくても、他人の口座から金を奪いとることができるようになった、ということが要点です。

《他人の銀行口座であっても、暗証番号がわかれば、本人が知らないうちに勝手にドコモ口座を開いたり、スマホ決済の手続きをすることができるのでしょう。そうすれば、そこを通して、通帳やキャッシュカードといった、モノがなくても口座のお金をうばうことが出来るというのが問題の肝です》

そこに弱点があることを、犯罪者たちは鋭く感じとって、銀行口座預金者の暗証番号を解明することに資源を集中、精力を傾けてそれに成功したのでしょう。

私たちは、犯罪者というのは、悪い人として一括りにし、人としても下に見て、その能力も低いものだと考えがちです。

それは大いに間違っています。彼らの多くはプロフェッショナルであり、高い能力を持っているはずです。
加えてやる気もあり、働き方改革も適用されていません。
もしも、組織の一員であるならば、上からの圧力も大きいはずで、それも結果を出す要因でしょう。

一口に言うと、敵は極めて強力だということです。

そこを理解していないと、彼らに対抗することは、かなり難しいことになります。

堀江貴文氏と気の毒な餃子屋さんの問題で一つだけ申します

堀江貴文氏の行為については、個人批判になってしまうので触れません。

ここで言いたいことは、実際に当該餃子屋さんの営業を妨害している人たちに対してです。

その人たちは、堀江貴文氏の主張に賛同して、問題の行動を起こしたのだろうと思います。
そうであるからには、少なくとも、堀江貴文氏に対して悪い感情は持っていないのでしょう。

ところが、彼らに残念なお知らせがあります。

それは、堀江貴文氏は、あなたがたを軽蔑しているだろうということです。

他人のちょっとした扇動に乗っかって恥ずべき行為をする人たちに、誰が敬意を払うというのでしょう。

そうして、その思いは堀江貴文氏も同じだと思います。

(では何故、それを止めようとしないのか、ということは個人攻撃につながってしまうので、差し控えなければなりませんが)