政治の話ならばもっと大きな話をしてほしいものです

安倍首相が辞任を表明されてから、今後についての話が多くされています。

しかしながら、マスコミでは、誰が次の自民党総裁、つまりは日本国の総理大臣になるのか、という、政策ではなく、政局の話ばかりです。やっていることは、プロスポーツの優勝チームを予想しているのと同じです。嬉々としてやっています。

では、インターネットのなかではどうなっているのかというと、主に経済面ですが、政策の話にはなっています。
しかし、長い文章を載せにくいという、ネットの性質上、仕方ないところもありますが、自らの主張を充分な根拠も示さずに訴えているだけのものが多いようです。それで、仲間内で賛同しあっているという。

ところで、わたしは、インターネットを覗き初めてから一年位なので、詳しいことわからないのですが、自分と考え方が違う人を、それだけで呼び捨てにして、結構、悪しざまにののしる、というのは、印刷物の中では余りないことだと思いますが。
例えば、自分の国の総理大臣のことは、たとえその人をどう思っていようと、少なくとも敬意を持って言及するべきだと思いますが。

贅沢なお願いなのかもしれませんが、日本だけではなく、世界の潮流を見据えた論考や、歴史の流れを把握したうえでの予想や提言といったものはないのでしょうか。

まあ、人任せではなく、自分で考えろ、ということなのでしょうが。