政治

菅政権の携帯電話料金への介入は原則としてはやってはいけないことなのですが

本来、政府が個別企業の商品の値段に口出しするのは、不自然で、強権的で、自由主義経済の原則に反していて、結果として健全な経済活動が歪められる恐れがあり、余程のことが無ければやっていけないことです。言うまでもなく、携帯電話の料金がいくら割高で…

何でもかんでも政治の仕事なのか

政治の役割、責任は時代が下るにつれてどんどん大きくなっている。それでも現在では衣食住の確保がその限度であろう。 それ以上のことは荷が重い。それ以外のことは、各種業界や団体、個人の要求のうちで、受け入れるべきことがあれば、それを補助するくらい…

新しい大臣たちが選ばれましたが―そのニ―

《以下のことは、菅内閣の閣僚が正式に決まる前に書きました。 正式発表を見てみたら、以前、当たり前のように行われていた、当選回数で大臣が決まるなどということは、さすがに現在の緊迫した国内外の情勢ではやられないようでした。 これは、当たり前のこ…

安倍さんがあのタイミングで退任した理由とは

安倍晋三前総理大臣の最大の目標が憲法の改正であったことは間違いのないことだと思います。しかし、自らの任期が終わりに近づくなかで、新型コロナウィルスが発生してしまい、その道筋をつける目論見が、全く立たなくなってしまいました。しかも、内政上の…

菅新総理に最も期待すること

それは、とにかく、長く政権を担当して欲しい、ということです。これは、菅新総理を支持するかしないか、自民党を支持するのかとは別の問題です。安倍前総理の最大の功績は長期政権を運営した、ということです。どうも、皆、忘れてしまっているようですが、…

新しい大臣たちが選ばれましたが

政治家に一番必要な能力はいうまでもなく、政治力、すなわち、人を動かす力です。しかし、それを持っているだけだと、ただの政治屋になってしまいかねません。~のドン、とか、影の実力者、フィクサーなどといわれる人たちはこのタイプが多いのでしょう。そ…

日本の指導者の選びかた

今、まさに日本の新しい指導者が選ばれようとしています。色々な予想や提言がされていますが、それはどうも、おおむね、各候補者さんの個人的な資質に集中しているようです。しかし、選ばれるのは独裁者でなければ、大統領ですらありません。 私たちの日本国…

政治の話ならばもっと大きな話をしてほしいものです

安倍首相が辞任を表明されてから、今後についての話が多くされています。しかしながら、マスコミでは、誰が次の自民党総裁、つまりは日本国の総理大臣になるのか、という、政策ではなく、政局の話ばかりです。やっていることは、プロスポーツの優勝チームを…

日本国憲法改正に対するBBCの見解について

昨日書いたブログで、安倍首相の辞任についてのイギリスBBCの記事が、安倍首相および自民党がやろうとしている憲法改正を、憲法第九条で自衛権にのみ押さえられている日本の軍事行使権を、制約のないものにするための改正で、安倍政権はそれが出来ずに終わっ…

安倍政権を急ぎ総括するならば

結局、安倍さんの支持層の利益を代表するだけの人でした。少なくとも、そう言われても仕方がないと思います。なんと言っても憲法を改正できなかったのは、どうしようもありません。だって、最長政権ですよ。勿論、それも安倍支持層の願いでもあったでしょう…

安倍首相辞職に対するニューヨークタイムスとBBCの論調

日本での報道を信用するならば、ニューヨークタイムスでは、何よりも、長期政権にもかかわらず、憲法改正が出来なかったことを注視しています。 客観的に見ればそうなのだろう、と思います。BBCの原文をあげます。 He has strengthened Japan's defences and…